はちみつブローカー
はちみつブローカーメルマガ登録

マヌカハニーって、値段が高過ぎると思いませんか?

topページ > みつばち図書館 > なぜ、マヌカハニーは値段が高いのでしょう?
 

全てにあるわけではない、特別な抗菌活性

マヌカハニー特有の抗菌活性は、MGO(メチルグリオキサール)という物質から生まれることが
分かり、世界的に有名になると、日本でも、デパートの輸入食品売り場やネットショップなど
で販売されるようになりました。

マヌカハニーは、特別な抗菌活性を売りにしているわけですから、大体どのラベルを見ても、
活性値を示す数字が書いてあります。だから、全てのマヌカハニーには、特別な抗菌活性が
があると勘違いしてしまうでしょう。
実は、全てのマヌカハニーに特別な抗菌活性があるというわけではないのです。

マヌカハニーの抗菌活性

グラフのように、全収穫量のマヌカハニーの内、8割は特別な抗菌活性の無いものです。
高活性のものは、ニュージーランドの北島にある、コロマンデル半島の一部から摂れたものに
しかないということです。
マヌカハニーの摂れる場所や、生育環境の違いによるものと推測されますが、なぜ、そのような
違いがでるのか、はっきりとした理由は分からないのです。
そして活性値が高くなるほど、希少価値が高くなり、値段も高くなるのです。

ニュージーランドの一般の小売店では、あまり活性値の付いたマヌカハニーを見かけません。
見かけても低活性のものか、観光客相手のお土産物屋さんで、中活性のものを見るくらいです。
だから活性値のあるものは、ほとんどが輸出品なのです。
たとえ活性値が無くても、マヌカハニーはとても栄養価のあるはちみつです。体に良いもの
であれば毎日食べたいところですが、あまりに値段が高いと続けられません。
現地でも、マヌカハニーは人気のあるはちみつですが、あまり活性値は気にしてないようです。

マヌカハニーは、どのように食べればよいのか?

マヌカハニー

いくら特別な抗菌活性があるといっても、薬ではありませんので、食べ方や量などに神経質に
なる必要はありません。
はちみつは、はちみつですから、他のはちみつのようにパンに付けたり、ミルクに混ぜたり、
もちろん、そのまま食べても美味しいですよ。でも、栄養素や自然の風味を損ないかねません
ので、あまり熱を通さずに食べるのをおすすめします。