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なぜ、はちみつはアルカリ性食品といわれるのでしょう?

topページ > みつばち図書館 > はちみつは、酸性なのにアルカリ性食品
 

はちみつは、アルカリ性ではない・・

小学校の頃に理科の授業で、リトマス試験紙って使ったの覚えてますか?
液体につけたときの色の変化で、その液体が酸性かアルカリ性かを調べる紙ですね。
そのリトマス試験紙をはちみつにつけてみると、青いリトマス試験紙が赤に変わりました。
ということは、はちみつは酸性ということです。甘いものは酸性っていわれますしね。
しかし、世間一般では、はちみつは「アルカリ性食品」だといわれているのです。
一体どういうことなのでしょう?

酸性食品かアルカリ性食品かを区別する指標とは?

はちみつ

実際に、はちみつのph(水素イオン濃度)を測ってみると、3.3〜4.9で、酸性ですが、アルカリ性
食品といわれています。このように実際のphと、酸性食品かアルカリ性食品かの呼び方が
食い違う食品は、他にもたくさんあります。
一体、何が酸性食品かアルカリ性食品かを決めているのでしょう?

それは、その食品に含まれているミネラルの種類によって決められているのです。
はちみつは、アルカリ性を示すカリウム、ナトリウム、マグネシウム、カルシウムを多く含むので
アルカリ性食品という訳です。
逆に、酸性を示す、塩素、リン、硫黄を多く含む食品は「酸性食品」といわれています。

果物や野菜はアルカリ性食品といわれますが、酸っぱいレモンもアルカリ性食品というのは、
ちょっと意外ですよね。逆に、肉や卵などの動物性蛋白質や、米など穀類は酸性食品です。
というわけで、はちみつがアルカリ性食品といわれる事と実際のphの値は、直接には関係がない
ということなのです。