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なぜ、はちみつが良いのか?

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はちみつの良い特徴

はちみつは成分の8割が糖分ですが、体に良い食品の代表格として親しまれ、昔は薬として使わ
れていたという記録も残っています。
しかし、ほとんどが糖分でできた、はちみつの何がそんなに良いのでしょうか?
はちみつはその粘性の高さから、時には使い辛く、また種類によっては味にクセがあるため、
日本の家庭では調味料として、まだまだ影が薄い存在のように感じます。

それに比べて、砂糖は使いやすくクセもないため、同じ甘味料ならこちらの方がずっと親しま
れています。そこで、この甘味料の代表格である砂糖と比べて、はちみつの何が良いのかを見て
みましょう。

はちみつはカロリーが高い?

はちみつは、強い甘味からカロリーが高いように思われますが、実は砂糖の2/3なのです。
また、はちみつを調味料として使う場合、砂糖の半分の量で同じ位の甘味を付けることができ
ます。

つまり、料理のレシピに「砂糖大さじ1杯」とあり、それをはちみつで代用する場合、大さじ
半分の量で、同じ位の甘味を付けられるということです。
よって、料理で使う場合、砂糖よりもずっとカロリーを抑えることができるのです。
しかし、砂糖よりもカロリーが低いとはいえ、摂りすぎには注意が必要です。

体に親切なはちみつ

砂糖の糖分はショ糖と呼ばれるもので、ブドウ糖と果糖という2分子が結合した糖分です。
ショ糖が体に吸収されるためには、転化酵素の作用を受けて、ブドウ糖と果糖に分解された後に
腸から吸収されてエネルギーになります。

一方、はちみつの糖分は、最初からブドウ糖と果糖に分かれているため、酵素の働きを受けずに
速やかに吸収されてエネルギーになるのです。
体に負担をかけずに即エネルギーになるはちみつは、スポーツ選手も栄養補給のドリンクとして
愛用する人が多いのです。

はちみつの真価

糖分が8割を占めるはちみつですが、なぜ健康に良い食品とされ、昔は薬として使われていた
記録があるのでしょうか?
糖分だけなら、砂糖と変わりないじゃないか、と思われるでしょう。
特に、よく使われる上白糖は、精製過程で、ほとんどの栄養素が失われるため、体に良い要素が
無いといっても過言ではありません。

しかし、はちみつの真価は、それに含まれる各種ビタミン、ミネラルの他、核酸やミツバチ由来
の酵素類などの豊富な栄養素にあるのです。
その栄養素の源は「花粉」です。
みつばちは、花の蜜を集める傍ら、花粉も食料として集めて巣に持ち帰ります。
それがはちみつに混ざるため、栄養豊富な食品としてのはちみつを作っているのです。
花粉は、植物の生殖細胞であるため、他の細胞とはケタ違いに豊富な栄養素を含むものです。

特徴的なのはビタミンですが、人工的に作られたサプリメント等のビタミンは、大量に摂取しな
いと効果が期待できない不活性型ビタミンといわれています。
一方、はちみつのビタミンは、体に吸収されやすいイオンの形をとっており、少量で働く活性型
ビタミンなのです。